日本ミツバチのハチミツは、西洋ミツバチが輸入されたことで衰退してしまいました。
信州日本ミツバチの会会長 富永朝和さんは、中川村に住む、蜂の研究家です。
養命の里の会員でもある
富永さんは、日本ミツバチの養蜂を復活させようと
20年以上前から日本ミツバチの養蜂に励んできました。
飼育は簡単ではなく、富永さんは何度も失敗を重ねながら
自身で養蜂技術を開発しました。
日本ミツバチは、野山に咲く色々な花から、まんべんなく蜜を集めます。
百種類の花から集めるとも言われ、そこから濃厚な味わいと香りは生まれます。
しかし、西洋ミツバチより体の小さい日本ミツバチが
巣箱に持ち帰る蜜の量 はごくわずか。
少しずつしかたまらないため
富永さんは一つの巣箱から2年に1度しかハチミツをとりません。
貴重な日本ミツバチのハチミツは、こうして生まれます。
【事務局】
|